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割合と百分率

社会でどう使われるか

「30%引き」「ポイント10%還元」「支持率45%」。世の中の数字の多くは%で語られます。もとにする量が何かを見ぬけないと、得だと思って損をします。大人がいちばん使う算数が、この割合です。

要点

割合 = くらべる量 ÷ もとにする量

20人のうち5人が犬を飼っているなら、5 ÷ 20 = 0.25。100倍して25%です。大事なのは「もとにする量(÷のうしろ)」が何かということ。ここをまちがえると、答えは必ずちがってきます。

20人のうち5人 = 1/4 = 25%
5/2025%25%

%は、100等分したうちのいくつ分

パーセントは「100のうちいくつか」を表します。全体を100に決めてしまえば、大きさのちがうものどうしでもくらべられます。これが%のいちばんの便利さです。

すきなスポーツ(40人に質問)
35%サッカー 14人25%野球 10人20%バスケ 8人20%その他 8人

「何の%か」を必ず確かめる

1000円の30%引きは700円。でも、700円から「さらに10%引き」だと630円で、あわせて40%引きの600円にはなりません。2回目の10%は、もとの1000円ではなく700円にかかるからです。もとにする量が変わっています。

1000円が、いくらになるか
02505007501000円1000円もとの値段700円30%引き630円さらに10%引き600円(40%引きなら)

増える方向の%

税ぬき1000円に消費税10%がつくと1100円。もとの量に0.1をかけて足す、つまり 1000 × 1.1 です。「1.1をかける」と一発で出せます。10%引きなら 0.9 をかけます。

確認問題 5問

選ぶと答え合わせできます

Q1 20人のうち5人。割合は何%?

Q2 1000円の30%引きは?

Q3 700円からさらに10%引くと?

Q4 税ぬき1200円に消費税10%。いくら?

Q5 割合を求める式は?

この単元を使う職業

この単元は、どの職業でも使います。下にあげたのは、とくによく使う例です。

銀行員・ファイナンシャルプランナー ¥600万
お店の販売企画 ¥520万
データアナリスト ¥650万

銀行員・ファイナンシャルプランナー¥600万

金利、手数料、値上がり率。すべて%です。%の意味を正しく説明できないと、お客さんのお金を守れません。

使う数学: 割合百分率複利

お店の販売企画¥520万

何%引きにすれば、利益を残したまま売れるか。割引率と利益率の両方を計算して決めます。

使う数学: 割合百分率利益率

データアナリスト¥650万

「クリック率5%」「解約率3%」など、仕事の指標はほとんど割合です。もとにする量がちがう数字を比べてしまうミスを、いちばん警戒します。

使う数学: 割合百分率統計

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