平均
要点
平均 = 合計 ÷ 個数
テストの点が 60, 70, 80, 90, 100 なら、合計400を5でわって80点。平均は「でこぼこをならして、みんな同じにしたらいくつになるか」という数です。
合計400 ÷ 5人 = 平均80点。高い人の分を、低い人にならしている。
ならすイメージ
水の入ったコップをならべて、水をうつしあって全部同じ高さにしたときの高さ。それが平均です。だから、平均より多い人と少ない人が必ずいます(全員同じ場合をのぞいて)。
極端な1つに引っぱられる
5人の所持金が 100, 200, 300, 400, 10000円だと、平均は2200円。でも5人のうち4人は400円以下です。この平均は、5人のようすを表せていません。とても大きい値が1つあると、平均はそちらに引っぱられます。
4人は400円以下。平均だけでは実態が見えない。
真ん中の値も見る
こういうときは、小さい順にならべた真ん中の値(中央値)を見ます。上の例では300円。こちらのほうが「ふつうの人」に近い数です。ニュースで「平均年収」を見たら、中央値はいくらかを考えるくせをつけましょう。
確認問題 5問
選ぶと答え合わせできます
Q1 60, 70, 80, 90, 100 の平均は?
Q2 平均を求める式は?
Q3 4人の平均が75点。合計は何点?
Q4 100, 200, 300, 400, 10000円。平均は2200円。この平均の問題点は?
Q5 上のデータの中央値(まん中の値)は?
この単元を使う職業
この単元は、どの職業でも使います。下にあげたのは、とくによく使う例です。
スポーツのアナリスト¥550万
選手の平均得点だけでなく、ばらつきも見ます。「平均は同じでも、安定している選手」を見つけるのが仕事です。
使う数学: 平均中央値ばらつき
品質管理の技術者¥540万
製品の重さの平均と、ばらつきを毎日記録します。平均が合っていても、ばらつきが大きい日は機械の異常を疑います。
使う数学: 平均標準偏差グラフ
経済の記者・エコノミスト¥600万
「平均年収」を報じるとき、中央値も併記するかどうかで、読者の受ける印象が変わります。どちらを使うかは倫理の問題でもあります。
使う数学: 平均中央値統計
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