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蒸留と圧縮

大きなモデルの能力を小さなモデルへ写す。損失関数・データ設計・失敗パターンまで

01 ·蒸留と圧縮·無料·論文·11分で読めます 蒸留の数学 — なぜ「柔らかい答え」から学べるのか Distilling the Knowledge in a Neural Network 蒸留の損失はなぜ KL(教師||生徒) なのか、温度Tは何をしているのか、そして実装で必ず出てくる T² 倍は何の補正なのか。ソフトラベルが正解ラベルより多くを語る理由を、式の導出と動く図で1から追います。 02 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·12分で読めます 蒸留レシピ図鑑 — logit・feature・attention・self をどう使い分けるか Distilling the Knowledge in a Neural Network 蒸留のレシピは「教師のどこを学生に合わせるか」で決まります。出力(logit)・中間層(FitNet)・注意行列・自己蒸留の4種を、1枚の表と4本の式で並べ、教師がAPI越しなのか同族アーキなのかといった条件から選び方を決める地図にします。 03 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·11分で読めます 蒸留データの設計 — 教師に何を答えさせるか DeepSeek-R1: Incentivizing Reasoning Capability in LLMs via Reinforcement Learning 蒸留で生徒の性能を決めるのは、教師の賢さより「教師に何を問うたか」です。合成データの作り方、カバレッジの設計、難問へ偏らせる理由、正しさのフィルタ、そしてDeepSeek-R1の蒸留がなぜ効いたのかを、前提知識ゼロから解説します。 04 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·10分で読めます 蒸留が失敗するとき — 容量ギャップと過信の伝染 DAPD: Dual-Anchored Policy Distillation 強い教師を使えば強い生徒ができる、とは限りません。器が小さいと平均だけが伝わる容量ギャップ、教師の自信ごと写す過信の伝染、教師が一度も通らない道を生徒が歩く分布シフト — 蒸留が壊れる3つの型を、前提知識ゼロから解きほぐします。 05 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·13分で読めます オンポリシー蒸留 — 生徒自身の出力で教わる On-Policy Self-Distillation without Any Supervision 教師の書いた文を写経するのが従来の蒸留、生徒が書いた文に教師が赤を入れるのがオンポリシー蒸留です。違いは損失の式のたった1か所。その1か所が露出バイアスを消し、蒸留を強化学習の一種に変え、u-OPSD や AgentOPSD のような自己蒸留への入口になります。 06 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·13分で読めます 蒸留・量子化・枝刈りの使い分け — 小さくする3つの道 Distilling the Knowledge in a Neural Network モデルを小さくする道は3本あります。数値の目盛りを粗くする量子化、重みそのものを間引く枝刈り、小さいモデルに作り直す蒸留。圧縮率・精度・実装コストの三軸で正面から比べ、「訓練を伴うものを先に、量子化を最後に」という組み合わせ順序の理由まで、前提知識ゼロから。 07 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·14分で読めます エージェントを蒸留する — 長い軌跡をどう圧縮するか ReAct: Synergizing Reasoning and Acting in Language Models エージェントの蒸留では、学ぶ単位が「一問一答」から「一局」に変わります。数万トークンの軌跡に対して返ってくる採点は最後の○×ひとつ。この落差をどう埋めるのか — ターン単位のクレジット割当、軌跡の濾過とオンポリシー化、ツール使用の継承を、前提知識ゼロから解きほぐし、長距離エージェントの論文群への地図にします。 08 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·12分で読めます 蒸留モデルの評価 — 「教師に近い」は良い指標か The False Promise of Imitating Proprietary LLMs 蒸留した生徒モデルを「教師との一致率」で採点すると、教師の誤りを忠実に写した生徒ほど高得点になります。一致率が数学的に何を保証して何を保証しないのか、分布の外で何が崩れるのか、合成データ経由のベンチマーク汚染をどう検査するのか — 蒸留モデルの評価設計を前提知識ゼロから組み立てます。 09 ·蒸留と圧縮·★ 会員·論文·15分で読めます 【実装】蒸留を自作する — 100行で小さなモデルを育てる Distilling the Knowledge in a Neural Network 蒸留の損失は20行で書けます。にもかかわらず自作するとほぼ全員が同じ場所で転ぶ — KLの向き、reductionの選び方、T²の付け忘れ。教師の凍結から損失、訓練ループ、教師なしベースラインとの比較、温度スイープ、そして「実装が壊れていないこと」を確かめる4つの検算までを、100行のコードで通します。